僕らのせいなら それでもういいんだ 願いは叶って 全てを無くした 面影一粒心が騒いだ 秘密をあげます。暗くなるけれど。 通りを抜ける風に触れたときに、 夕方が落下した。 それは、遠い昔。 捨てた思いが枯れた 風に歌おう、君の髪を揺らすように さよなら。 「さようなら。」 また、だね。 「それじゃ、ね。」 いつか、ね。 「ありがとう。」 「もう、いかなくちゃ。」 答えが見えた?それはまだ? まー、そうね。 夕方 は拾った? 頼りない背中に手紙をかくよ 震える字に気づいた? 晴れた終わりの日。 涙で水をあげた。 どうやって帰ろう。 歩く足が残された。 それが、はじまり 落ちた思いは種に 雨をこぼそう、 君のまつげを濡らすように。