サイダーの泡みたいに 弾けて踊って 無くなればいいのにな 一滴垂らした濁りが 今も胸の中に残ってるんだ 光が差す部屋で 1人夢を描いた 重く苦い味を 今も思い出している あぁ、きっとこのまま 変わらないんでしょう 蓋を閉じてそっと仕舞い込んだ コツコツと足を鳴らして 歩めよ歩めよ 翳り始めた光で 影が伸びて 小さな傷が私を作って 大きな嘘で誤魔化した 目にも止めない事だけれど 私には大事なのよ 怯えた夜に壊れた日々に 願いを込めて 消えて無くなるの まるで泡沫 途切れても紡いだ 声を思い出した 乾いた風が止まった 私の頬を通り抜ける ねぇ、ずっとこのまま こうしていようよ ぎゅっと握りしめたまま 奥深くに閉じ込めてよ ゆっくりと冷えた私を そっと温めてくれた 服を脱がすように胸の蟠りも 花びらが散るように 剥がれ落ちて仕舞えばいいのにな 消えてしまった痛みを感じて 精一杯思い出した 消えた訳じゃなく閉まってるの まだそこに残ったままよ 欠けてる夜に迎えた朝に 顔を埋めて 絡み弾けるの まるでウソみたい サイダーの泡みたいに