この星にはあなたがいないと あなたがいないと テニスコートの色合いなせいで 曖昧な定義 と類される この星にはあなたがいないと あなたがいないと バスタオルの毛の一つ一つまで 茹だるように疎外される 不快 息を吐いていいよ 覚えなくていいよ さして食えない反射神経 トーストとガラスくらいの遠さで あげる、あげるよ 生まれる、 ばれるよ ほとぼり冷めないフルーツだ ソーダ水にも足らないハイな要素が 僕らにまだまだ生えずに そのひとの脳のきっと 奥の方にふたりだけの不幸が あるのを知っていると、 言えないね この星にはあなたがいないと あなたがいないと クラス名簿の下の下まで あいたいはずなのだとそう言える コース料理の最初と最後の だけ覚えているのは僕とが 記憶になった自由を また踏み分けているんだ 行くよ ふたり一緒なら始まっていることも 何もなかったようになるの それは欲しかったことばを 全部捨ててくれる テンポが変わるように世界して この星にはあなたがいないと あなたがいないと テニスコートの色合いなせいで 曖昧な定義と類される