みっちゃん君に借りたマフラーは やっぱ君の匂いがした カイロを握った手のひらよりも 君の匂いがあったかいや だから終電逃した帰りも 雨に打たれるTシャツもさ 鼻水ダラダラの情けない今日も なんにも怖くない 君に借りたマフラーは ちょっと僕には短いみたい そりゃ僕が貸したジャケットから 指先も出ない君のだもの 身長 ウエスト 睡眠時間 僕と君とで長さが違うもの せめて息をしている長さくらい 脈を打ってる長さくらい 3つ数えて君はみっちゃん ひとつ、ふたつ、 みっつのみっちゃん 未完成なみっちゃん 未完成なみっちゃん みっちゃん、みっちゃん、 みっちゃん 君に借りたマフラーは やっぱ君の匂いがする 僕が眠る日には その匂いで包んでくれないか きっと良い夢見れるはず 君に借りたマフラーは やっぱ君の匂いがした カイロを握った手のひらよりも 君の匂いがあったかいや だから土下座でケガしたおでこも 聴こえなくなった耳だって 体ガタガタで動けない今日も なんにも怖くない 本当なんにも怖くない 君の匂いのするマフラー巻いて 僕はずっと強くなる