懐かしい風の香りと 君の面影 いつもどこか上の空で 寂しそうなその横顔 好きだったなあ もう 見れなくなるわけじゃないのに この校舎で 会えるのは最後だから 君と泣き笑いしたあの日々を もう戻れない今日 今を 胸がぎゅっと苦しい時 思い出したら 『会いたいな』って君だけには 甘えたままでいいかなあ… たまにふわっと 世間話でもしようよ ねえ べいべ 忘れ物に気付いた時は いつも雨だったな 君への気持ちを書いたのに 滲んで諦めたっけ 青春ソング 私にはどれも眩しすぎて 似合う曲なんて 結局見つからなかったなあ もしも 私が私の人生を もう一度やり直せたとしても ヒロインになるような 私じゃなくていい むしろ 何気ない日常の なんてことのない一言に 心がキュンと 高鳴ること 誇りたいのだ なんて 強がりのような めんどくさい私の話 君は笑って 聞いてくれるから 大好きだったんだ