Track by玉城ちはる
紅く染まる山の稜線 故郷の空 父母の笑う声 涙がつたう ひとつふたつ重ねてきた 年輪は 人知れず守りぬく 生き方が見える 雨の降る日は静かに耐えて 光射す日は微笑んで 幾千超えて ひとつふたつ重ねてきた 笑い皺は 心豊か生きた証 人生が見える 大地に立って 根をはる檜 子や孫まで見ておくれ 幾千超えて 人は誰も やがては風に消えてゆくよ だからこそ今を生き 明日へ繋ぐ 年輪重ね 見えてくるまで 誰かのために 生きてみる 幾千超えて 誰かのために 生きてゆく 幾千超えて