見慣れた改札 変わり映えのない街を歩く あなたに出会わなかったら 私はどこにいるのだろう あの日あの声に 気づかずに過ぎ去っていたら きっとこんな憧れは どこにも芽生えなかった まるで家族みたいに 笑って悩んで泣いて歌って 温もりに満ちていた あの光景を思い出す あなたの居ない世界で いつもの帰り道が 運命の場所に 当たり前が かけがえのないものに 変えてくれたのは 他の何でもなく あなたの優しさで あの日生まれた夢に 向き合いながら これからも私は歩いてゆくよ こんな大切な景色があるのは あなたが居たから どの道の先も 花は綺麗に咲き誇っている そう教えてくれたから 踏み出せたあの一歩を 暗いトンネルだって いつの間にかくぐり抜けてきたんだ 今日だって私たちは ここで歌ってる こんなに愛に溢れた世界で もう大丈夫だよね 一人じゃないから あなたの温もりが包む世界で 優しさを知って 強くなれたから 今日も見守っていて 本当は 伝えられなかった言葉も 果たせなかった約束も そんな小さな 心の奥のささくれが 今も消えないけれど いつもの帰り道が 運命の場所に 当たり前が かけがえのないものに 変えてくれたのは 他の何でもなく あなたの優しさで ありがとうさえ言えず声も届かない そんなサヨナラと分かっていたなら なんて後悔も 忘れないように 何度も叫ぶから あの日生まれた夢に 向き合いながら これからも私は歩いてゆくよ こんな大切な景色があるのは あなたが居たから