ありふれた理想の世界 間を刻むように歪んでいく 咲き乱れる 艶麗な花 枯れゆく時を人は知らない 傷口から侵されて 蝕んでいった暖かい毒を 吸い出してくれたけど 酷く血が吹き出したわ 愛していた 私は 願いを飲み干して 祈るように 瞳を閉じて 夢の中へ誘う Mizeria 揺らめく陽炎と戯れ 伸ばしたこの手が小さくて 指先から零れ落ちていった あまりにも綺麗で愛しい 傷だらけの私に 寄り添って抱いて …甘い言葉で 支えてくれたアナタは、 破れた服の隙間に手を伸ばして 愛していた 私は 願いを飲み干して 祈るように 瞳を閉じて 夢の続きを見せてMizeria もう痛みは感じられない 強く望むこともない 遠くから聞こえる枯れた声を 辿って ふらついてしまったのは 少し眩しすぎたの 愛故と美化されただけの光 目障り 愛していた 私は 願い飲み干して 祈るように 瞳を閉じて 故に想いを馳せた Mizeria
