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逡巡、踊り場にて

Track by卯花ロク

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3
  • 2024.05.31
  • 4:12
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歌詞

鐘が鳴り止むと同時に呼ばれた 私の名前 見上げた先のあなた イタズラっぽく笑って 二人でいつもの場所へ 片方の手を引かれて 手汗が気になるなんて 思いもしなかった 仲が良い友達 それでよかったのに それ以上のものを 望んでしまいました 何気ない優しさが 綺麗なその眼差しが 猛毒だって理解をした時には 手遅れだった 上手に笑えてるかな? 気づかれてはいないかな? あぁ 熱が出ちゃいそうだ 気づかないでと願うばかり 背後から覗く日差し リノリウム床を照らし 昼休みのひと時 踊り場 もたれ合って お弁当の残り香も 上下からの騒がしさも 気にならないくらいに鼓動は 早まった たまたまお揃いになっただけなのに それを疾しいと思ってしまいました やわらかな匂いが 鈴の音のような声が 華奢なこの想いを真綿で締め 付けてく 会話を止めちゃダメだ 目線を合わせなきゃダメだ あぁ 零れて落ちそうだ 持ち堪えてと祈るばかり 五分前のチャイムが魔法の時間を 解いた 教室に帰らなきゃ でも立ち上がれないな 差し出された手のひら ほら と呼びかけたあなた あぁ なんてずるい人だ その手を握った私 ひんやりした左手が 合わせてくれる速度が 変わらない話が 近いのにずっと遠いよ こんな気持ちが無ければ 近くにいられたのかな あぁ 捨ててしまえたなら 二人このままだったのに あぁ 捨てられないようだ いつか困らせてしまうのに

このアルバムの収録曲

  • 1.逡巡、踊り場にて
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