オレンジグミ

歌詞

自転車立漕ぎ坂道登る いつもの通学路 前を歩いてるあいつ追い越し おはようって声かける 前はそこから自転車降りて 並んで歩いてたけど 最近なんだか照れ臭くって 通り過ぎてる場所 ペダル踏込みカタカタ 籠の中で揺れてる かばんの中にあいつも 大好きなオレンジグミ 甘くて酸っぱくほろ苦い オレンジグミ 中途半端みたいでやっぱ甘いのは なんかあいつと私みたいだな あいつは最近彼女が出来て クラスでからかわれてる 相手は美少女ナンバーワンの 可愛い新入生 すごいじゃんって冷やかす 胸の痛みはなんだろう 一つの袋二人で摘んでる オレンジグミ 甘くて酸っぱくほろ苦い オレンジグミ ずっと溶けないこんな日々が 続くって それは私の思い込みだった 部活の休み自転車で 両足前に出してシュッと下る坂 前をあいつと彼女が歩いてる 脇すり抜けて追い越した 声もかけられないよ 私があの子みたいだったらな 甘くて酸っぱくほろ苦い オレンジグミ 二人並んで食べてた味を 思い出してる 甘くて酸っぱくほろ苦い オレンジグミ ぎゅっと噛んで広がるやっぱ甘い味 だけどなんだか少し泣きたくなる 甘くて酸っぱくほろ苦い オレンジグミ 酸っぱくほろ苦いのちょっと 背伸びした 大人の味がするのも 大好きなオレンジグミ