君の香りが 離れないから 揺れるカーテンに隠れて キスをしよう 愛してなんて言えないまま しまい込んだ切なくて優しい夜を ねぇずるいよ 忘れたいのに ラジオかき消す 夜中の通知 赤くない糸のはしを いつまでも離せずにいる 行方知らずの想いは ゆっくりと海の底へ 気付いてしまったんだ でも君は多分 知らなくていい 知らないままでいい 君の香りが 離れないから 揺れるカーテンに隠れて キスをしよう 愛してなんて言えないまま しまい込んだ切なくて優しい夜を ねぇずるいよ のらりくらり そんなことでも満たされて 付かず離れずの君は 近づくと雲に隠れる 行方知らずの想いは 今にもカラダ溶かしそうで 出来ることなら 知りたくない 知りたくはなかった 君の香りに 酔いしれたまま 夜の曖昧にまぎれていつまでも 愛していると言ってしまえば 壊れそうで 君の香りが 離れないから 揺れるカーテンに隠れて キスをしよう 愛してるなんて言えないまま しまい込んだ 切なくて 苦しくて 暖かい優しい夜を