光彩は煙のようにゆれて こびりつく記憶を循環する 色彩にほどけたイマジネーション まぼろしと現実 まざってゆけば 神さまの模倣みたい 宙に舞うたび 燦爛と爆ぜる月が点滅したら 空とひとつに 遮断された 思考回路 やがて繋がる 境界線から 溢れだした夢 すりかわる場面のスローモーション 内在と具現化 まざって消える 生命の連続性 啓示わすれて 白い麝香まとう膜をのみこんだなら 空とひとつに 溺れてゆく 意識の底 やがて繋がる 翳る瞳 うつす水面に DIVE 空と繋がり 感覚だけで わたり歩く 置き去りにした 世界眺め 眠りにつく夢