1000年後の僕たちへ

歌詞

1000年後の地球に 冷凍保存されて辿り着いた人類たち そんな物語を一度や二度は 聞いたことがあるんじゃないかな 永久凍土が溶け 土や岩に見たことのない 草や花が咲き 恐竜のようなトカゲのような 図鑑に乗っている生き物と バクテリアに食われた精密機器 遊園地も核兵器も朽ち果てて 文化という言葉さえ言い淀む そんな時人類はいつも決まって ここは未来ではなく 過去なんだと気がつくんだ 誇りを持って見届けなさい この景色を そんな中で生きていくことは 私にはできるのかしら 友達も家族も恋人も 1000年前に朽ち果てた場所で ボトルに入ったメッセージに泣いて ジーン・バンクのシャトルを開けて 見たこともない生き物を食べ 傷口に葉を擦り 水を濾過しながら それでも何かを残すんだろうか たまたま着ていたワンピースが ぼろぼろになっても 藁を敷いて 火を焚いて あつい つめたい いたい ねむい あつい つめたい いたい ねむい あつい つめたい いたい ねむい けど 考えてみたら 生まれた時もそうだった 守られながらも孤独なまんま 銀河に放り出されたんだった 思春期までは覚えていられた だから18才の子供たちは 全世界を敵に回して戦うのだ 誇りを持って見届けようと この景色を 誇りを持って歩んでいこうと この景色を この景色を