どうせ 才能なんてないくせに 「可哀想だ」って 不幸に甘えて僕は失う ただ「最低だ」って吐いて 今日も0時を待つ 少し眠っていたいの 波打つ刺激の先で 渦巻く後悔に苛まれ 長い長い物語は ここで途絶えるんだ かけがえのない 時なんてない 淀む自己肯定 何もないから どうせ 才能なんてないくせに 「可哀想だ」って 不幸に甘えて僕は失う ただ「最低だ」って吐いて 今日も0時を待つ 少し眠っていたいの 亡霊のような輪郭のない 浅く脆い生き物だ 未来を諦めたから ここはいい心地で 外の雨は痛くて どうせ 連れ出してくれる誰かを待って そんな夢でしか自分を保てない 不安劣等感喪失感に縛られて 永遠の眠りに落ちる もう「才能なんてない」って 心閉ざして 不幸に甘えるのは終わりにしよう ただ「最低だ」って吐いて 今日も0時が来る 少し眠っていたいの 全部奪わせてくれ