あるこうよ

歌詞

思うようにいかなくて 立ち止まることばかりだった 帰り道のオレンジ色に 涙がこぼれてしまった ざわめく人混みの中で ひとりきりのように感じた 胸の奥で抱えた想いを 誰にも言えずにいた [Pre-Chorus 1] 幸せそうに笑う声が まるで遠い星みたいで この手は届かないと うつむいてしまったけど ふと見上げた空の色は あの日と同じ青だった あるこうよ 靴紐を結び直して 転んだって大丈夫 顔を上げて進もうよ あるこうよ 君はひとりじゃない 世界はこんなに輝いてるから 冷たい風の夜道で 震える肩を抱きしめた 隠してきた弱ささえも きっと明日を照らすよ 止まったままの時計の針が 少しずつ動き出すように 凍えていた心の奥に 光が差し込んでいく 幸せなんて来ないって 投げ出しそうになったけど 差し伸べられたあの手が 今も温かいんだ ねえ、君も感じてる? あるこうよ つまずいた数だけ強くなれる 遠回りの道さえも 君の物語になる あるこうよ 支えてくれる声があるから 僕らはまた歩けるんだ あの日流した涙さえも 未来への道しるべで 弱さを抱きしめたとき ほんとの強さに変わる あるこうよ 靴紐を結び直して 転んだって大丈夫 前を向いて歩こうよ あるこうよ 生きてるだけで素晴らしい この世界は君を待っている 青い空も 白い雲も ぜんぶ君に微笑んでる また明日、笑えるように あるこうよ