なんという悲劇だろう 私の愛は愛を隠す 眩い輝き暗き城の扉の奥 閉じ込めていないと 血を求めてしまう 好奇心に満ちた瞳 私を捉えて離さない 何故に知ろうと願うのか 過去は今には無いのに 七つの罪の扉を開くことを 恐れない美しい人 「全てを与えよう」 赤い血潮の芳しさ 静かに燃える黄金 安寧に錆ゆく世界 鍵はここにある その手で開くがいい 愛だけがこの暗闇に 光、灯してくれるもの 「永遠に私のそばにいてほしい」 涙はもう 溢れるほどに流した 暁も白日も薄暮も訪れない 永遠の夜でいい 過去は今には無い あゝ何故に最後まで 私を知ろうとする もう戻れはしないよ 白い星のように 青い夜を飾れ なんという悲劇だろう 私の愛は愛を殺す
