僕の小指に 絡みついて 解けない君の約束の絲 僕の小指に 絡みついて 離れない君の赤い絲 血の滴る絲を辿って 永久に君と指切りしたね 血の滴る絲を辿って 千の針を飲まないように 絡みつく 君の手の中で ズタズタの夢を見るのでしょう 突き刺さる 針と知りながら 真っ赤に爛れた切れ端を 千本の針を飲み込む僕は 離れない 離さない君を 赤すぎた君が消えないように いつまでも 離さない君と赤い絲を 君が望むなら 優しく 切断しよう 僕の代わりに 嘆く 天使と衰弱してる 赤い絲 だらしの無い僕は 顔面蒼白のまま 隣で眠る君に 赤い絲を結んで 身代わりの白い君と 眠れない僕が居た 絡まった君の指 数えながら 絡みつく君の手の中で 薔薇色の夢を見るのでしょう 突き刺さる 針と知りながら 真っ赤に爛れた 血をなぞる 絡みつく君の手の中で ズタズタの夢を見るのでしょう 君への最後の贈り物は 真っ赤に爛れた 切れ端を 千本の針を飲み込む僕は 離れない 離さない君を 赤すぎた君が消えないように いつまでも 離さない君と赤い絲を 君が望むなら 優しく 切断しよう 生まれ変わっても 薔薇色の夢を見たい 不揃いの君の破片 恐迫の夢でもいい 取り憑かれた天使の 小指にそう 調度いい 絡まった 君の指 数えながら