次の世紀末に向けて からだをロハスで満たす 野菜はレタスに限る 足りないものを補う 学校の窓から 遠くの海を眺めて おべんとばこをしまえば 頭上をカラスがよぎる いまさら 教科書なんて 興味もなくて 今日が終わってゆくんだわ ああでもないし こうでもない 不条理なyとf(x) そのカーブを越えて まちは低気圧に濡れて 止まない嵐の果てに 飛べない鳥は腰掛け 南の故郷を想う 蜃気楼の浜辺 わたしはどこかにいます わたしはどこかにいます わたしはどこかにいます このまま 恋に恋して 声を殺して 今日を過ごしていたいのか 妙に乾いて 色味もない 金曜日が終わる前に そして 教科書なんて 興味もなくて どうにか今日をこじ開けて 何に背いたようでもなく 漂うでもなく この日々を懐かしく したくて