後悔する術もないような 傷ばかり増えていくような 何処へ行っても嘲られるだけ 惨めなアウトサイダー 赤く染まる帰りに あの子変わらず店の番だ 溶けたアイスが片手に滴り ただ一人あの子見つめ 沈む街に影を紡ぎ ささやかにその瞳に 映ってたいなって 眦に毒を宿し 漁火にも似た孤独に誘われて 相変わらず分かってないなって そうか 今日は 最初で最後 遍く毒を飲んだ そうだ 今夜 君を連れて 逃げてしまおう 帰り際におじさんは言う 「お前は誰で、何処へ行くんだ」 そんなもんは知ったこっちゃないが お前には言うもんか 体は痣だらけ 本当僕は惨めなもんだ 何処へ行っても地獄は遠いな どうか どうか 今夜は雨が 降りますように 最低な合図 雷雨 僕らだけが知る全てさ そうか 今日は 最初で最後 遍く毒を飲んで そうだ 今夜 君を連れて 逃げてしまおう