ノスタルジスター

歌詞

記憶の中の少年はいつも 何かに悩みつまづき歩く でも今よりもずっと自然に 笑ってたような 思い出すたびうっすら浮かぶ 今ではそんな場所もないのに 温かくて優しい日々が今も消えない 壊れた携帯 メモリーも もう戻らないのに捨てられずいる 鳴らないベルを待ち続けてる あの日のまま 綺麗 故に消えゆく思い出 憶えておく手段 いくつだってあったのにな 忘れてた青い春の懐かしい校庭は 二人馳けた足音は耳にさえ残らずに もう誰かたくさんの人の足跡がつく 僕ら前へ進まないと いけない気がした 一人で生きていけるなんて 飛び出したのに 結局僕が求めてるのは他でもない 人のぬくもり 色褪せそうな写真の君は 今でも僕を優しく見つめ 本当にこれでよかったのかな？ つぶやいてみる 綺麗 故に消える美しさよ あの時に戻って 描きとめてみたい君を 忘れてた閉ざしてた古い絵日記には 春夏秋冬 優しすぎる多くの思い出が 今にもそっと あの時が動き出しそうで 動かないそんなノスタルジー抱えて この一瞬を 永遠に残すことは出来ない だから僕を 誰かに残さないといけない 忘れない帰り道 花香る故郷で 手を繋ぎ歩く道は コンクリートで固まり 母の手の温もりはどこまでも温かく 消えてしまうなんて 僕には想像できない したくない さよなら ふと立ち寄ったあの場所は 今ではなくて僕は気付いた 誰かを愛しその心に 居場所を作りたい