エンジンオイルは地面に垂れて青く 光っていた マーブル模様が炎のように青く 光ってた いいや これも炎だよ ぼくはそう呼ぶことにした 考えるのは君のこと 地に足つけて生きていく 答え合わせはないね だけど 喉元過ぎて熱かったタラレバ それもほんとの話 線路をたくさん束ねた駅は 乗り換える度に いつも汗の匂いがする だだっ広いホーム 陽炎の向こうには君の 新しいスーツ姿も透けて見えてる 歌いたいのは君のこと 泥にまみれなくたって よごれてく白があって だけど 泥にまみれて生きたって 染まらない瞳を知っている どこにいたって なにをしたって 君は君だと言いきれる 変わりはしない ぼくはただ どこにいたって 何を見たって 君が君だと 思い出す鏡になろう いってらっしゃい 歌いたいのは君の歌 どこにいたって なにをしたって 君は君だと言いきれる 変わりはしない ぼくはただ どこにいたって 何を見たって 君が君だと 思い出す鏡になろう 門出を祝う いってらっしゃい