話さなきゃいけないか そう思いながら 季節は過ぎてた 望めばいつでも 手に入るものだと 先の事ばかりを見ていた 急かすような 周りの人の足音が ただただ大きく聞こえた そうして 僕は見失って来た事 今気づいた 届かない気がしたんだ 君が君が君が透けて見えた どこかですれ違ったままでいた これでいいと思えた 焦らすような 言葉突きつけ合っていた 幼い記憶辿った どうして素直になれなかったんだ 走り出した世界に取り残されて 僕は恐い思いしたくなかった どうせ届くはずないよ 諦めた それで良いと逃げてた まだ子供の頃 傷つけあってた記憶 届きそうな距離にずっと 当たり前の君がそこに居たのに 気付くのが遅かった 後悔と鈍い痛み 届かない気がしたんだ 君が君が君が透けて見えた いつからすれ違ったままでいた これで良いんだ 君が 君が 幸せなら