今日もただなんとなく 一日が過ぎていく いつも変わらない街並は 赤く夕日に染められ なんか少し切なくて 君に逢いたくなった 電話したならすぐにでも 声聞けるけど また逢いたくなるからやめておくね 夕暮れへと向かう空から こぼれ出す星たちの群れ 涙が出そうになるそんな私を 慰めるように吹く あたたかな風 やがてオレンジが青へ染まる そんな時は 上を向くよ あの頃と同じ景色 眺めながら無意識に 君の姿を探していた 人混みを嫌がってた 君の顔を思い出して 思わず笑えてきた ケンカしたなら「大キライ」 なんて言ってた 素直じゃない可愛くない私も 今だったら何も迷わず 「好き」って言える気がしてる 二人一緒に歩く記憶の中で あの時と変わらぬ夕焼けの色 包みこんだ肩守れなくて つないだはずの手を探す 走り出した列車の窓から そっと頬を撫でるような風 過ぎてく街見つめる瞳が 遠く淡く消えてく 君は今どこにいて 何を思っているの? また会えたらいいね 涙が出そうになるそんな私を 慰めるように吹くあたたかな風 やがてオレンジが青へ染まる そんな時は上を向くよ