「どこにもいかないで」 不安症な声が今日も聞こえる なんにも言えなくて 手を引いて眠れない夜を駆け出した 雨の日も風の日もふたりが 離さないで離さないで繋いで来たもの 巡り巡る悲しみに負けそうになるけど ここにある真実は忘れないで 怖いくらい痛いくらい積もった幸せが 明日もまた待っているだなんて思ってもいいんだよ のまれそうな君の大きな暗がりに ひとりぼっち置いていかないから なんだかお月様が嘘みたいに綺麗で 僕らの弱さだけが少し寂しかった 当たり前のようなことが当たり前と 思えずに大事に抱きしめてるそんなところも すごくすごく好きだけど たまにはふたりで夢でも見れたらいいな 怖いくらい痛いくらい積もった幸せが 明日もまた待っているだなんて思ってもいいんだよ 怖いけれど痛いけれど今確かに、感じるんだその心が ここに居るよ大丈夫だから。 「どこにもいかないで」 不安症な声が今日も僕を 照らしている