聞こえる 聞こえる わたしを呼ぶ声が遠くで だけど近くすれ違う すべてを忘れて ポッケに手を入れる 寒さを消したくなった夜 途中下車する自分 きっと会える 確信はない 「レーズンサンド貰ったの、 一口食べよう」と ただそう言いたいと理由付け どんなに願っても 駅のホーム 立ちぼうけ 一生この日を忘れない運命 終電がなくなる 街灯も消えるのさ 「レーズンサンド 貰ったよ」 「レーズンサンド貰ったの、 一口食べよう」と ただそう言いたいと理由付け どんなに願っても 駅のホーム ひとりきり 一生この日を繰り返す運命