ヒトとヒトが 殺し合う世界なんて まるでこのままじゃ 理解できない 薄いメタルの ジャケットを脱ぎ捨てて 元いた場所に戻っていくのさ 誰かこの身体を 分解してくれないか あの光の彼方に まき散らしてくれ しゃがれた詩人の 嘆きの声に沿って たとえどこにいても 君を探せる 鳥のような翼はないけど 翔び方は誰よりもわかってる 光の小旅行 続いてゆく いったいあの人は何者なんだろう 時々感じてる 獣のような衝動 朝靄にうろついて 真冬の月を撃って 朽ちた楽園の 夕暮れに佇んで 空が夢の終わりを告げている 鳥のような翼はないけど 翔び方は誰よりもわかってる 光の小旅行 続いてゆく いったい 自分は何者なんだろう