田んぼに囲まれた 帰り道 重たそうな ランドセルをからって(背負って) 石ころを蹴とばす 子どもたち 今日の出来事 全部つめこんだ 背中を 夕日がそっと 押してくれてる 僕もあの頃はきっと まっすぐに笑えてたかな 忘れかけてた気持ち 僕が生まれた この街が 思い出させてくれた 笑って 笑って また笑えたら それだけで 今日が変わってく 涙も悔しさも 越えてきたんだ あの日の笑顔が あったから 振り返れば たくさんの 笑顔と思い出の光 そのひとつひとつが つながって 今日もこの街を照らす 自転車を押して 肩並べて 毎日渡った あの橋で つらい時 君が笑顔で「大丈夫」って 言ってくれた その瞬間 背中の荷物が 少しだけ 軽くなったんだ どんな道を歩いても この街が 僕の帰る場所 まるで 遠足のお弁当のような 幸せなぬくもりが よみがえる 笑って 笑って また笑えたら それだけで 今日が輝き出す 涙と寂しさの またその先で 出会えた 笑顔のすべてが 僕の進む人生(みち) 照らす光 その温かさに 包まれて 僕は今日もまた ほらここで 君と笑えているんだ あの山から 見下ろした街 工場の煙突 大きな川 夏の夜空に咲く 大きな花の光が あの時の笑顔と 重なって見えた 思い出の光をたどって たどり着いた この場所から また 誰かの明日を 照らせたら 一瞬の出会いでも 笑い合えたなら それがきっと そう「一期一笑」 明日も 明後日も この先も 僕はずっと この街で 笑っていたいな 笑って 笑って また笑えたら 小さな光が つながってく 思い出の中の その笑顔が どこかで今日も 誰かを照らしてる ららら 一期一会 ららら 一期一笑 ららら この街で
