いつもの薫りと 帰りの雑踏 今じゃ明日には戻れないけど どうか 泣かないで笑ってよ どれほど 道に迷ったとして まだ あの日描いた夢の先が 輝いているから 一人で何も出来ずに居た夜半 片道の齟齬が ただ愛おしく 思えたんだと 気付くのは今 傷に成らぬように避けたもの だって笑っていれば光のよう 朝焼け色の似合う貴方のこと 徐に浮かべた花弁の移り香も 全部書き留めて 全部唄うの それで 終わりじゃないから 曖昧な想いを 繋いで結べば この先も屹度 転んで辛くて 未来が不安でも味方でいるよ 頬から伝ってく温もりは已に 此処にあるんだよ だからさ 何れが正解でもずっと貴方を 見失わないでいるよう 蒼い飛燕 桃の初恋草 浅黄の水仙 鳶の檸檬 浸った想いも時の移ろいも 立止まった季節にそっと咲くの 萎んだ昨日と今日と明日を 水を遣る雨で彩るから 四季を巡る音 奏でて 霧の朝も 霙の真夜中でも 寝惚けた顔 乱れ髪でも 其処には貴方の色で溢れて しょうがないよ 不意に 声が聞きたくなって乗った 列車に揺られた僕はあゝ 沢山の想いが 白んでく空に 溶け出して今 仄かに見えた 未来が不安でも隣に居れるよ 頬から伝ってく泪が零れては 視界に透けて 愛になるんだ 曖昧な想いを 繋いで結べば この先も屹度 転んで辛くて 未来が不安でも側に居るから 頬から伝ってく温もりは已に 此処にあるんだよ だからさ 何れが正解でもずっと貴方を 見失わないでいるよ
