光彩

歌詞

「あぁ、君は僕にとって…」 とかねw なぁ、今日も 下らない言葉に君は囚われて 街灯も 届かない黒闇で目を伏せていた 蜃気楼 揺らめく 街の光がやけに眩しくて 「もういいか」 思い描いた設計図 破り捨てた 今まで歩んできた その道を間違いと言われ いつか流した涙は 全て意味もなく消えた 「素敵な」 「人格を持った」 「素晴らしい」 「“正解”となって」 「自分を」 「押し殺して」 「真っ当な」 「ヒトになりなさい」 “僕たちはいつの間にか 子供の頃に嫌いだった 何も持たない空虚で しかし声だけ 大きい大人になっていた 酒やタバコや風俗や 恋愛や仕事でごまかし続けて ふとした時に思い返すんだ 「僕は何がしたかったんだっけ」 やりきれなさと 生き辛さと 漠然とした不安に蓋をしたところで いつかあふれ出る恐怖心にきっと 苦悩し一人で頭を抱えるんだ それなら少し聞いて欲しいんだ 君が成りたかったあの時のヒーロー その想いで少しの合間 酔ってみてもきっと 良いんじゃないか 僕たちはずっとこの世界で “正しさ”を享受し生きてきた 「コレが正解なんだ」 と言い聞かせた言葉は 首にかかる茨となっているんだ 君は君だし僕は僕で 他人とはどうも理解し合えなくて でもそれでも良いんだ 君自身が 良いと思ったことをやり通せばいい 綺麗事にしか聞こえない声と 切り捨てても別に構わないよ でもこれだけは覚えていて欲しい 君は君にしかないものがあるんだよ ” 認められないその筆を 折りそうになっても 気持ち込めたその歌が 誰に届かなくても 苦悩し創った曲が 見向きもされなくても 僕だけはそのままの 君を見ていたいと思う