あの日に見た幻なら包むまで 今はもう何も恐れないでいて… 紫苑が咲く場所 隙間風が鳴る通りには 徘徊する人影 今も寄り場所を探してる 雨月の夜聴こえる有涯の旋律 花びらを持つ子供が戯れる 哀歌覚める憶の色並みが糧に 合図が散る時計の針が花茎 ♪… 重ねた後には轟く美しい八重雲 どこへも行けずに 無理に描く理想の導 宛もないのに浮き足立つ月の人… 消え惑ふ花を乗せた場所が今 哀歌覚める狭間雨を見て荒れに 合図が知る余生の滝が花茎 ♪… 朱に染まる空を見上げても それに救われた気がしたのは 過去の礎の葉 紫苑が咲く場所 隙間風が鳴る通りには 徘徊する人影 今も寄り場所を探してる…