可愛くても足りない 流れる雲たちも病んで ふと見上げた星空が 奈落の心に落ちてくる この退屈な時空の歪みが綻ぶなら 秘密を歌おう 私と私が 君を救い出せるように 最果ての地の底で 光る腕の傷跡も 縛り付けた世界で 失くしていた運命も 今この世界線に見つけ出して 魅せてあげる 永遠に共に征こう ここに探した私たちの 活きる身体を 血の涙の深海で 濁流に溺れて 割れて散った破片も 煌めく夜空に代えて もう君の瞳を 虚ろにはさせない 孤独の棺桶で 眠っていた君も 眠りから目覚めて 嘆いていた君も 今この世界線に見つけ出して 魅せてあげる 永遠に共に征こう ここに証した私たちの 破滅の一途を 手首に彫り刻んだら 振りかざして走るよ 外の世界が決して 認めなかったとしても いま君の全てを 私たちが愛してる