わずかな灯を 探して飛びまわっている 限りある命を消費して 余裕のない空に放った祈りでは 400年前の光に届かない 冷たいアスファルトの上 投げ捨てた言葉が砕け散った [svecchachara] したいことも しなきゃいけないことも 見失ってしまうような この惑星のシステム [svecchachara] 白と黒の蛇を腹に抱えて 消えていった記憶と 空になったてのひら サイーデ、朝が呼んでいる いかなくちゃ ありふれた日々が喉をしめつける 飽きもせず繰り返す 暮らしに埋もれて 見えない唐傘オバケも 虹色のライオンも巨大なロボットも [svecchachara] 四大よりもずっと深い青の底 澱みきった赤い血が 叫ぶ最後のシグナル [svecchachara] 白と黒の蛇を胸にぶら下げ 混ざり合った雲の果て ひび割れた時の果て [svecchachara] したいことも しなきゃいけないことも 見失ってしまうような この惑星のシステム [svecchachara] 白と黒の蛇を腹に抱えて 消えていった記憶を 越えた先の丘で会おう、サイーデ サイーデ、 いかなくちゃ