それはあの日舞い降りた奇跡 きみと出会ったその瞬間から ぼくの中で大きな何かが動きだす音 がした ずっと胸に込みあがってくる 募る想いは隠せないまま ふいに伸ばすこの手の向こうにきみ が笑っていた 握った手の温もりだけ ずっと忘れないよ ありがとうも言えないまま ぼくは遠く霞むきみを探してた 立ち止まった時間を超えるように 何度だってきみを思い出すよ 窓の外に浮かんだ星座は まるできみとの記憶のカケラ 数えきれない程に輝いた 思い出ばかりだね かじかむ手は温もりだけ 今日も待ち焦がれて 愛してるも言えないまま ぼくはずっとずっと側にいたけれど 夢の中でもう一度逢えたなら 何度だってきみを抱きしめるよ どこまでも続く未来を ぼくたちは描いていたね それが儚い夢だと あの日は知らなくて ありがとうも言えないまま ぼくは遠く霞むきみを探してた 振り返ればそこにいる気がして あの時からずっと さよなら 言えないまま きみは遠く霞む記憶になっていく 立ち止まった時間を超えるように 何度だってきみを思い出すよ