いのちの密度を測るように愛してた 寄り添えない角度で傷つくのに 水面に揺られて沈む満たない月が ふたりを照らして 遠くの星空届かない距離にまで 美しくもない提に酔って道連れ 水面に揺られて沈む満たない月に 片思いしてよぼくのせいにして 間違いばかり選びつづけている 泣きたい夜に 月見るように想えたなら 答えなんていらないって 言えたはずさ 手を離して落ちる夢は 君の指に染みついた切なく深い青 壊れたばかりの欠片で手を切る 眺めるばかりできっと痕になる 君なんか君なんかって 離れる理由を探すのに また近づいていく、 どうしたらいい? 月見るように想えたなら 今も其処に居ただろうかって笑って 手を伸ばして落ちる夢は 君の指に染み付いた儚く深い青 月見るように想えたなら 答えなんていらないって 言えたはずさ 手を離して落ちる夢は 君の指に染みついた切なく深い青