2時間ちょっとのショート フライトで 桜の森の満開の下 眠る間もなく都会から異世界へ 準備忘れたハイヒールのまま 視界は現在良好 時刻通りの到着予定 それでも行き先は雨 二人らしくて可愛しいよね 透明な君の身体 くぐり抜けてたら上昇気流 出くわす迷子の感情 つれて彷徨う空想飛行 不確かな雲に隠れてキスして 忘れてくんだ いまどこだろう 確かめたくて呼んだ君の名は まどろみにこだましている <♪> 単純明快な答えはどうも 感動出来ない 鮮やかすぎて 離陸するときの不安にまざる 切なさぐらいがちょうどいいから <♪> 噛み砕くことも出来ない いつまでも味のする飴 もう飽きて次に行きたい はやく大人になりたいのに 透明な君の身体 くぐり抜ける度思い出す 幼い頃の記憶は まるで儚い空想旅行 不確かな雲に隠れてキスして うすまる空気 気が遠くなる 確かめたくて目を開けたら 真っ暗闇に星が光る <♪> 不確かでもいいよ もう一度キスして 忘れちゃったんだ いまどこだろ <♪>