立ち止まった駅のホーム あの日の自分に出会えた 澄み渡ったその瞳で 僕を見つめてた 「ほんのちょっと変われた?」 って あの日の自分が尋ねた 「ほんのちょっと強くなれた」 とか 嘘をついたんだ 何も言わないで 泣きもしないで 微笑んでた 僕がずっと嫌いだった あの日の僕 消えてゆく前に 忘れる前に 君の名前呼んだ 〈♪〉 消えかかった夢の中で 未来の自分に出会えた 疲れ切ったその瞳で 僕を見つめてた 「ほんのちょっと変われた?」 って 未来の自分に尋ねた 「ほんのちょっと強くなれた」 とか 強がってたんだ それが嘘だって 強がりだって わかってるよ 君のことは 一番僕が知っているよ 消えてゆく前に 忘れる前に 僕の名前呼んだ 〈♪〉 何も言わないで 泣きもしないで 微笑んでた 僕がずっと嫌いだった あの日の僕 それが嘘だって 強がりだって構わないよ 君が今も君のままで 生きていれば この街でいつか 君の元へ会いに 行くよ きっと、未来線で 〈♪〉 遠ざかった駅のホーム そこには誰もいなくて 晴れ渡った空の色は 今日も変わらない