なんで泣きはる 泣いてはる 思い出の 柳並木も 川のかごめも 知っている あわいたそがれ 白い小百合に ほほよせて さいなら 大阪の町 こいさん こいさん 「女であること」ああ 夢みる なんで泣きはる 泣いてはる 花いけの 白いしゃくやく 庭の燕も知っている プラットホームの 夜の小雨に ひとりたたずみ さいなら 東京の町 こいさん こいさん 「女であること」ああ 夢みる なんで泣きはる 泣いてはる 夕焼けの 赤い木蓮 籠の小鳥も知っている あこがれ遠く 手のり文鳥 よんでみて さいなら 幸せの町 こいさん こいさん 「女であること」ああ 夢みる