こめかみを冷やす 窓越しに 紺色の空が 続いていた 眠れない夜の おしまいに 古びた夢の お話を 行間に 染み込んで消えた 白い一本線 なにか なにかを 言いたげに 曖昧な表情 オレンジのライト ページの角を 折り曲げて 小さな声で おやすみを ローファイな 思い出のなかで ほどけるメロディ Bye&thanks 忘れないよ 暖かいよ 小刻みに震える 指の先と 乾いた紙が 擦れる音 めくるめくような ものがたり 見失わずに あとがきを もう今日は 明かり落として 閉じた革表紙 Bye&thanks 忘れないよ 暖かいよ Bye&thanks
