そういや昔、 ばあちゃんに会うための 夜行バスに 乗り遅れそうになって 走ってたら職質されたな 遅れそうになって 走ってたんだけど なんでだろう 涙が出てきたよ オレが初めて 職質にあったのは高三の秋 体力つけるため 近所の球場をライニングしてたら 駐車場にパトカーが ゆっくり停車した グランドにはオレ一人 ヤツらは降りるや否や真っ直ぐ オレのところにやってきて オレをベンチのとこまで 呼び寄せた どんよりとした空の下 オレは気づいたらベンチの中 四人の警官に囲まれていた 側から見たら次の攻撃に備えた チームの作戦会議に 見えたかもしれない だけどオレ達はチームじゃない ヤツらがオレを疑ってるのは 明らか 無意味な質問が続く 職業は?なんで走ってたの? 家は近く? ジャージはなんで adidasじゃなくてミズノなの? そして最後に奴らは言った 最近このへん変態が出るだけど 君じゃないよね? そういや昔、 ばあちゃんに会うための 夜行バスに 乗り遅れそうになって 走ってた時も職質されたな 遅れそうになってたから 走ってたんだけど なんでだろうな 涙が出てきたよ 1番最近の職質は 国道を車で走ってる時だった 日曜の昼間 後方でパトランプが 光り停車させられた オレはなんらかの違反を 犯したと思い 切符を切られる覚悟をした しかし、駆け寄ってきた警察は 車の中を見せるよう 要求してきた 明らかに年下だったけど やけに流暢なタメ口で 要求してきた 俺は初め快く応じたが 途中であることを思い出した ヤバイ、 今日はあのブツを持っている オレは焦り出した そこに奴らは目を光らせた サイドボード バック トランク 全部開けっぱなしで 無茶苦茶にした そして遂に見つかって しまったあのブツ 友達が捨てるのに 困って置いていったAV オレの悲しい表情を確認して 奴らは満足げに帰っていった そういや昔、 ばあちゃんに会うための 夜行バスに乗り遅れそうになって 走ってた時も職質されたな 遅れそうになってたから 走ってたんだけど なんでだろうな 涙が出てきたよ そういや昔、 ばあちゃんに会うための 夜行バスに乗り遅れそうに なってた時 走ってたら職質されたな 遅れそうになってたから 走ってたんだけど なんでだろうな 涙が出てきたよ そういや昔 そういや昔 そういや昔 そういや昔 そういや昔 そういや昔
