この指が誰よりも速く 美しく動いてくれたら 誰からも認められるかな 傷つかずに日々過ごせるかな 超絶技巧が弾けたら 特殊なセンスがあったら 悪魔と契約したって 世界に承認されたい 全てを棄てたら 思い通りに弾けるかな 叫び続けてる胸の奥で 声にならないメロディ奏でよう 現実の壁が高すぎて バスタブを出られないままで 誰にも負けない 私の、私だけの 魅力があると言うのなら カミサマドウカオシエテ 容姿が美麗じゃないから 家系に歴史もないから 秘めたる力がないから 私はこれしかないから 「正しく精確に」 そんな物より感情を さぁピアノロールに刻みつけて 声にならないメロディ奏でよう 私が切り拓くのはバケットリスト