まだ街が寝静まる頃 暗黒に浮かぶ一台のバン 行く先は知らん 僕らしか知らない 乗組員は増える 1人2人鼻歌歌い スピーカーから流れる 心地いいノイズに身を任せようか 時のしがらみ忘れながら 缶コーヒー 片手に ハンドルを握る 霧は深く 街灯は身をくらます タバコ吹かし 螺旋の狼煙を上げる はあ ため息ひとつでどうにでもなること が 星の数だけあって 星座のとなりぶら下げたり Lonely nightで0時が過ぎても じれったい夜に期待 言わず終いは時代のアーカイブ 「出かけたい」 ビッグバンに乗って 星空が見えるところまで ビッグバンよりも輝く 星々を見に行こう 特に用もない サービスエリアに寄り道 あの道この道どのみちそのうち辿り 着くだろ スマホの電源はOFFに 未知なる道 進んでく夜に 僕らを例えるならば B級映画の主人公のようだ もし流れ星が見えたなら お祈り 欲張りに 2つ3つ4つ なんて言いつつ 意味はなく 本当の願いは1つ こんな気まぐれな冒険が 続きますように ビッグバンに乗って 星空が見えるところまで ビッグバンよりも輝く 星々を見に行こう 明日を形取る剥き出しのビルは 張りぼての自由がきらめくだけ ビッグバンに乗って 真夜中の散策 星攫いに ブラックホールよりもでっかく 輝きを集めよう ビッグマウスだって 欲しがりでいい 欲張りでいい ビッグバン!街に星こぼし 夜景をつくるのさ 僕らのチルアウト 次はどこ行こうか