あぁ、暗い部屋で 震えている 消えてしまわぬように あぁ、後追いの数字が 作り出した価値観が 僕を睨んでいる 誰もが身元不明の善と悪を 信じて自分殺している それでもまだ、笑った君が 僕の心を救うのはどうして? まだ捨てきれない思いが 上手く愛せない「自分」が 胸の内燻って何か揺れ動く音がした いつしかぼやけてしまった 一人称の明日を 心から願う夜明けを、探して あぁ、嘘をついた 大事なもの 奪われてしまわぬように あぁ、例えばその罪で 君が笑えば 善悪のどちらが僕にふさわしいの? 誰もが身元不明の理想と正義で 愛し合い傷つけあっている それぞれの信じた道を 素直な眼で認め合えたらいいのに まだ断ち切れない後悔が 上手く笑えない「自分」が 差し伸べるこの手の温みに 変わってくれるなら いつかはこの夜を笑って また“今”を愛せるように この街の空に夜明けを 何者かに なりたいと願った その足掻きで この手に触れた 希望の輪郭を 彼誰時(ぶるーあわー)のその先で まだ捨てきれない思いが 上手く愛せない「自分」が 胸の内燻って何か揺れ動く音がした いつしかぼやけてしまった 一人称の未来を 心から願う夜明けを 僕らを照らす煌めきを 探して