通り過ぎる人の目に 触れられないままの花のように 逢いたい気持ちだけそっと 心の奥にしまい込んでいた 少しずつ水をあたえて いつかまた微笑みあえる時を夢見て 信じて 恋しくて切なくて 君を探しつづけた 胸に咲く想い花 枯らさずにいたんだ 君に逢えるその日まで 暮れなずむ時の中で しおれてしまいそうな花のように 諦めかけた気持ちさえ あのいとしい日々が支えてくれた 木漏れ日はベールになって にじんでく君の姿をやさしく 包んでくれたよ 君の名を呼ぶたびに 心は満たされていた 胸に咲く想い花 枯らせずにいたんだ 君に逢えるその日まで 風の中で 微笑んでいる 君こそが 僕の花だと気づいた 逢いたくて逢えなくて それでも探しつづけた 大切な想い花 君の幻をあの日のように 抱きしめよう