服の端を掴んで 僕の脚はすくんで どうしようもないが とおりすぎる 明日も泣いた これはいつかの涙 どうしようと泣いた とおりすぎる まつ毛の先の 滴の静けさに 気づかぬうちに 落ちて消えるメロディ 服の端を掴んで 僕の脚はすくんで どうしようもないが とおりすぎる 明日も泣いた これはいつかの涙 どうしようと泣いた とおりすぎる 乾かぬ傷の 響く胸の隙に 気づかぬうちに 溶けていくまぼろし 服の端を掴んで 僕の脚はすくんで どうしようもないが とおりすぎる 明日も泣いた これはいつかの涙 どうしようと泣いた とおりすぎる まだ明日のこと 決まってないよ わからないよ まだ明日のこと 決まってないよ 夜が明けるよ