オシロイバナ

歌詞

暗い道を歩いてきた貴方は言うの 私は二度とこの手を離しはしない 淡く脆い鏡越しに見えるその手は 過去を歩む まるでオシロイバナ 臆病なまま白い粉で肌を染める 貴方がいた夕陽に照らされながら 枝分かれした色とりどりの花は ほのかに香る 誰も知らぬまま 私は貴方に届く声を持っているの? ひっそりと咲く貴方に 気付けないかな 私は貴方の内にある黒い気持ちと 荒れてもいい 思いを開いて 暗い道を歩いてきた貴方は言うの 私は二度とこの手を離しはしない 淡く脆い鏡越しに見えるその手は 過去を歩むまるでオシロイバナ 佇んだまま黒い殻で奥に秘める 貴方がいた 割れる未来恐れながら 16時に花付け日を浴びないで消えた ほんとの声は誰も聞かないで 払ったその手を握る 勇気持っているよ 笑顔で泣く貴方に気付いた今は 例え中から白い毒が舞うとしても 割れてもいい 思いを信じて 暗い道はもう嫌だと初めて言うの それでいいよ貴方を笑いはしない 淡く脆い夕化粧をまとった途端に 思い溢れる それはまるで 暗い道はもう歩まない貴方は言うの 一つの柄から 喜怒哀楽を見せた 馨しさと可憐に立つうしろ姿は 過去を忘る それはオシロイバナ いまを歩む 君はオシロイバナ