終わりなき道行きに ふと足を止めた泉 潤さん 傷ついて もう癒えぬ深い心も 映し浮かぶ記憶 分け合う人はまだ 君を待っている 零れ墜ちては煌めく 星の欠片を掬って 互いの瞳 描いた それぞれの闇で 孤独の草原を翔け 美しき獣たちは 己を守り抜くため 再びまみえるだろう 目を開けよ 真実は 安らきの中に留まる 痛みばかり抱いた 冷たい腕広げ 受け取るぬくもり 注き溢れて輝く 月の涙を飲み干し 静かにその日を待った 永い時を過き 孤高の夜空に吠える 美しき獣たちは 己を見い出すために 再び巡り逢うだろう 零れ墜ちては煌めく 星の欠片を掬って 互いの瞳 夢見た 明けぬ闇の底 双つに割れた世界は 合わせた鏡となって 同じ光浴びるまで 幾度 離れようが またここに帰らん