夜の公園 悲しい時の 避難場所よ 家にいたら 泣けないから ここまで来るの 思いっ切り 空き缶蹴れば 憂(う)さも晴れるし 嫌なことなんか 音を立て どこか飛んで行け! 偶然 そこを歩いていた 憧れの彼に 当たってしまうなんて… 「こんな時間に何してるの?」 声をかけられて 何となく 仲良くなれそうで… ブランコに乗り 話してるうちに いい雰囲気 何もなけりゃ こんな出逢いも 絶対なかった 「帰ろうか」って 立ち上がった時 フラフラして よろけた瞬間 彼の腕を ギュッと掴んだの ふしあわせだと思っても 捨てたものじゃない 奇跡はまだ起きる いい方へと考えれば どんな悩みだって 少しずつ 楽しくなって来る ふしあわせなのに しあわせな 少女がここにいる