ずっと気づいてた あなたの本性は でも信じてた 優しい言葉を 上唇の中 眠り薬潜ませ 舌で喉の奥に押し込んだ 野良猫のように 檻の中に閉じ込め 少しずつ・・・少しずつ・・・ あなたを壊していくの ずっと隠してた 本当の気持ちを でもあなたには すべて吐き出せた 闇と静寂の中 温もりだけ与えて 快楽の底に突き落とした シャボン玉みたいに 理性が飛んでったら 抱きしめて・・・抱きしめて・・・ わたしをの名を叫ぶの あなたの息 あなたの汗に 心が溶けていく あなたの愛 あなたの色に 溺れて堕ちていく 奈落に堕ちていく ずっと忘れてた 笑顔も優しさも でも思い出は 地下室の奥へ カビの臭いの中 激しく求め合って 白い首筋に牙を向けた 水たまりみたいに 血が溢れてきたら いつまでも・・・いつまでも・・・ この手を離さないの あなたの声 あなたの痛み 身体が震えだす あなたの嘘 あなたの罪に 追われて堕ちていく あなたの息 あなたの汗に 心が溶けていく あなたの愛 あなたの色に 溺れて堕ちていく 二人で堕ちていく どこまでも堕ちていく