月に涙を張り 魚たちは泳いでいる 揺れるブランコは 長くロープを垂らしている 遥か遠い場所に 朝日が昇るのを ここから見ている ありえないスピードで 画期的なそのアイデアで 夢の様なことでも 今にだってさわれる 夢に現を抜かす 家族たちが溺れている 沈む船で踊る 振り返るお前の目には 遥か遠い場所で 高く旗が揺れる 見えるだろう ありふれた言葉で 使い古されたコードで 五線譜の向こうなら 歌にだって変われる 真昼の月の上 ありえないスピードで 画期的なそのアイデアで 夢の様なことでも 今にだってさわれる ありふれた言葉で 使い古されたコードで 五線譜の向こうなら 歌にだって変われる