おめでとうも ありがとうも 嘘じゃないはずなのに どうしてこんなに胸が苦しいの? さようならも ごめんなさいも 引きずるこの気持ちも 映さないくらいに 輝いている薬指のring 門出を彩る 祝福の鐘の音は まるで放課後の チャイムみたいに響いた 誓いの口づけ 鳴り止むことない拍手 その中で僕は どんな笑顔してんだろう 幸せそうな君を見てるだけで 僕も幸せになれると 思えたらいいのに おめでとうも ありがとうも 嘘じゃないはずなのに どうしてこんなに胸が苦しいの? さようならも ごめんなさいも 引きずるこの気持ちも 映さないくらいに 輝いている薬指のring サヨナラのキスは 甘酸っぱくなんかなくて コーヒーみたいに にがい涙味 君と見た景色を 映画フィルムのように すり切れてしまうまで リプレイしていく 愛してたも 愛してるも 伝えたいはずなのに 何も言えず立ちつくしているだけ これから先 君以上に 誰かを好きになれるの? 悲しいくらいに 綺麗に光る薬指のring 僕の方が好きだと あいつよりも好きだと 君のことが好きだと 言えたならどんなにいい 祝福の鐘が鳴り 君はキスをしている 拍手続ける僕は 大人になったね 幸せそうな君を見てるだけで 僕も幸せになれると 思えたらいいのに おめでとうも ありがとうも 嘘じゃないはずなのに どうしてこんなに胸が苦しいの? さようならも ごめんなさいも 引きずるこの気持ちも 映さないくらいに 輝いている薬指のring